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法への準拠
マネジャーとしての行動規範
規約には、保留された課題についての意思決定に関する、社外役員、投資家代理人、投資家の役割を定めるものとする。
ビークルの設立時に投資家は、ビークルの特定の主要なパラメーターに同意するものとする。そのようなパラメーターの変更または違反は、投資家のために判断を留保するものとする。これには次のようなものがある。
マネジャーはビークル、社外役員、投資家に、ビークルがすべての適用法規制に準拠していることを確認するものとする。
マネジャーは、ビークルがAIFMD、マネーロンダリング禁止規則、税法など適用法規制を遵守することに対して主たる責任を負う。
マネジャーは関連法規制への準拠を監視するための適切な仕組みと手順を定め、ビークル、社外役員、 投資家代理人、(適切な場合は)投資家と定期的に会合を開くものとする。
マネジャーは準拠状況を監視するための適切な仕組みを定め、ビークルがその管轄区域に適用されるすべての法令に準拠し、法律に違反するリスクを犯すことなく引き続き運営されるよう取り計らうものとする。マネジャーはビークルの仕組みを検討し、課税効率のよい構造となっていることを例証するものとする。マネジャーは通常、ビークル、社外役員または投資家代理人、そして重要な課題がある場合は、投資家と会合を開き、ビークルに影響を及ぼすと考えられる税制をはじめとする法律の改正について説明することを期待される。
社外役員または投資家代理人としての行動規範
社外役員または投資家代理人は、マネジャーが関連法規制への準拠を監視するための適切な仕組みを整備するよう取り計らうものとする。
社外役員または投資家代理人は、マネジャーの定期的な報告書の受領やマネジャーとの定期的な会合などにより、準拠状況を監視する役割を担う。社外役員は事務所を構えることにより、特定の管轄区域で法的責任を負う場合がある。社外役員または投資家代理人は望ましいあるいは必要であると思われる場合、ビークルの負担により法的助言を別途求めることができる。ビークルは、他の方法が利用できない場合、社外役員に保険保護を提供するものとする。
投資家としての行動規範
投資家は、ビークルが関連法令に準拠するようマネジャーを支援するものとする。
マネジャーは、ビークルの取締役会を代表して関連法令への準拠に対して主たる責任を負う。投資家はマネジャーが合法的に要求する情報(税目的など)の提供を求められる場合があり、その場合、速やかにこれに応じるものとする。
投資家は常に、ビークル、マネジャー、社外役員が提供するすべての情報を注意深く検証し、特定された潜在的なリスクに適切な注意を払い、適切な場合には、マネジャーまたは社外役員に、適用法規制への準拠または非準拠に関する懸念などを含め、常に問題を提起するものとする。